MAVIC 「COSMIC CARBON 40C」

ホイールメーカーの「MAVIC(マヴィック)から、次世代カーボンホイールが新登場です!!



9月1日よりブログなどでの紹介が解禁になりましたので、どこよりも早くお伝え致します!
(例のごとく、数日に分けてご紹介する形にはなりますが...)
2013.6.18 MAVIC COSMIC CARBON 40C 1
新しいカーボンホイールは「COSMIC CARBON 40C(コスミック カーボン 40C)」です!

「40C」の「C」は「クリンチャー」を表しています。
つまり、クリンチャータイプ(一般的な自転車と同じ、中にチューブを入れて使うタイプのタイヤ)でカーボンホイールが実現しました!





そもそも、なぜ「カーボンクリンチャー」は作るのが難しいのか?




その答えとなる、カーボンクリンチャーの大きな障壁は、①「ブレーキ熱」です。
(以下、MAVIC発表より)
2013.6.18 MAVIC COSMIC CARBON 40C 3
継続的なブレーキングやハードブレーキ時には、そのブレーキ面やブレーキパッドは200℃にも達します。


さらに、ブレーキ面に凹凸があった場合(ブレーキ面が均一でなかった場合)には、凸箇所は局所的に250℃くらいにまで温度が上昇してまいます。
そこまで熱くなってしまうとブレーキ面だけでなく中のチューブにまでダメージを与えてしまいます。


他にも、カーボンクリンチャーの良くない特徴として
●(重量的に)重すぎる
●(品質的に)脆(もろ)すぎる
●(価格的に)高すぎる
の3点を挙げています。

海外においても、カーボンクリンチャーの危険性を訴える雑誌や米国のグランフォンド(長い距離を走るイベント)において使用を禁止する旨の注意書きがあり、いずれも「ブレーキ面が壊れる」ということが根底にあるようです。



さらにもう一つ大きな障壁として挙げられるのが②「リムにかかる圧力」の問題です。


「クリンチャータイプ」は「チューブラータイプ(タイヤとチューブが一体になったタイヤ)」に比べ、「ビード」と呼ばれる、金属ワイヤーが入った部分がホイールに引っかかる状態でタイヤが固定される仕組みになっているために、ホイールのふち(リム)が、外側に向かって少し高くなっています。


決して絵心があるわけではありませんが、ちょっと絵を描いてみたのでご覧下さい
クリンチャーとチューブラーの違い
あまりよく分からないな...ww


「チューブラー」は接着剤(リムセメントや両面テープ)で固定するのに対して「クリンチャー」は空気の力でタイヤとホイールとを固定します。


空気の力で固定するので、リムには
①タイヤ内側から外側に向かう、空気を保持しようとする力
②路面から加わる、タイヤ外側から内側へと掛かる力
③ブレーキを掛けた時の、ブレーキからの圧力
というように、様々な方向からの圧力が掛かってきます。


それらの他方向からの圧力に耐えうる強度を出すためにMAVICが導き出した答えが、
「アルミ製リムベッド」の採用
でした。
2013.6.18 MAVIC COSMIC CARBON 40C 4
アルミ製のリムベッド(背骨)をあえて加えることで、
①「アルミの等方性(※)」によってリムの耐久性が向上
②「アルミの放熱性」によってリムの放熱性が向上
③耐久性を上げるためにカーボンを多く使う必要が無く不要なカーボン層を排除できるので、軽量化が実現
④平面性が高まるのでブレーキ面がより均一になる

という様々なメリットが生まれます。
(※アルミの等方性…ざっくり説明すると、「どの方向から力を受けても、受ける力がほぼ均一になる」こと。カーボンの弱点として、ある方向に対する力に対しては強いのに、別の方向からの力に対しては弱いという性質上の欠点があります。)


採用される「アルミ製リムベッド」の重量もわずか130gと、最小限に抑えられています。



さらに、「TgMAX」と呼ばれる技術を採用しています。
2013.6.18 MAVIC COSMIC CARBON 40C 5
「ガラス転移点(※)」温度の異なる2種類のレジンを組み合わせ、特別な加熱・加圧処理をかけることで「ガラス転移点温度」を最大限高め、さらに特別な表面処理をすることで特にウェット時のブレーキ効率を最大化する技術です。
(※詳細はWikipediaを参照:ココをクリック)


難しいお話ですが、ようは凄い技術なんです!w



さらにさらに!
リムの芯材に「ウレタンフォーム」を使用しています。

「ウレタンフォーム」が芯材として使われているのは「COSMIC CARBON ULTIMATE」も同じで、素材はそれと同じものを使用しています。

スポークのために使用される「アルミコア」を適正な位置に置くことができる上、高強度・超軽量なのでカーボン積層を薄くできるのでホイール自体の軽量化を実現することができます。




MAVICは、あえて「フルカーボンにこだわらない」ことで「カーボンクリンチャー」を軽量な、かつ安全性と耐久性に優れるリムを開発したのです。
2013.6.18 MAVIC COSMIC CARBON 40C 6

2013.6.18 MAVIC COSMIC CARBON 40C 7
(※フラッシュを使って撮影するとロゴが光る、MAVICホイールの特徴です)


【COSMIC CARBON 40C】
■リムハイト:40mm
■ハブ:カーボン×アルミ製エアロフランジハブ
■リム:アルミ製リムベッド(130g)/TgMAXレジンテクノロジー
■タイヤ:軽量レーシングタイヤ「YKSION PRO(イクシオン プロ)190g」標準装備
■重量:2,085g(ホイールのみ:1,545g)
■価格:283,500円(税込)





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theme : 自転車
genre : 趣味・実用

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Re: Snufkin777さん

「自転車はお金のかからない趣味」とはよく言われますが、いざふたを開けてみると「物欲」と言う名のまさに地獄が待っているのがサイクリストの宿命でしょう...orz


新しいものがどんどんどんどん出てくるので、展示会を見て回りながら常に物欲と闘っておりますw

欲しい〜。物欲は止まりません。。。

Re: タマチャリンさん

プロの方も使いますが、僕らのようなホビーライダーの方々も買いますよ♪
( ☉д⊙)

すごい値段ですね。
プロが買うんでしょうか?
いつもありがとうございます♪
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