GIANT2016モデルの発表展示会が9月2日(水)に大さん橋ホールにて開催されました。

2016モデルの中で最もオススメしたいのが、5年振りに生まれ変わった新しい「TCR」シリーズです。

その中でも特に良いと思ったのがこの「TCR ADVANCED SL 2」。
SHIMANO・ULTEGRAと専用に開発された軽量カーボンクリンチャーホイールで組まれた完成車価格は税抜き430,000円です。
22015.9.2 TCR ADVANCED 2


ADVANCED 1 KOM
オールラウンドのTCRをよりヒルクライムに特化させた
フレームは同じ
スプロケを大きく、RDはGSを使用

2015.9.2 TCR ADVANCED 1

今回、「TCR」シリーズがフルモデルチェンジするに当たって開発思想の元になったのは以下の3つ。
①効率性(軽量化)
②操作性(剛性up)
③快適性


22015.9.2 TCR ADVANCED 2
①効率性(軽量化)
カーボンフレームは、〝プリプレグ〟と呼ばれるシート状のカーボンを積み重ねるように(=積層)し、高い温度で圧をかけて整形します。
今回、「TCR」は1台あたりおよそ350枚使われる〝プリプレグ(シート)〟をおよそ250枚まで、100枚ほど削減しました。
このカーボンの積層の削減に181gほどの軽量化を実現し、より登坂力のあるオールラウンドバイクに進化しました。

フレーム重量を軽くすると通常は剛性が落ちますが、GIANTは積層方法や最新のコンピューター解析を用いることで、開発思想の②操作性(剛性UP)も実現しました。

この「軽量化」と「剛性UP」という相反する2つを実現する上でGIANTが着目したのが「重量剛性比」という考え方。
「軽さと剛性が最適なポイント」を追求し、今回の「TCR」は開発されました。

新しい「TCR」は、例えば重量を見ると「SPECIALIZED・ターマック」よりも重いフレームで、剛性で見ると「SCOTT・アディクト」よりも低いフレームです。
しかし、軽さと剛性を両立させる「重量剛性比」は、「TCR」が1番です。
(当然、「重量剛性比」を追求してる訳ですから当たり前なのですが…)

「平地を走る時はすーっと素直に走ってくれる一方で、クッと踏み込みたい時はしっかりとフレームが追従してきてくれる、そういう乗り味だ」と、現在旧型TCRを駆っていて新型「TCR」を試乗した担当者は話してくれました。


③「快適性」は、軽量化に伴う積層方法の見直しなども含めてフレームを全体的に、特に〝シートポスト(ADVANCED SL 2は〝ISP〟タイプです)〟からシートステイにかけての集合部がよりシェイプになり、乗り味がより快適になりました。
新しい〝シートポスト〟の形状(=VARIANT形状)も、よりしなるような設計に変更された影響もあると思います。


その他にも、プロチーム「ジャイアント・アルペシン」からのフィードバックにより、BBハイトが旧型TCRよりも高い位置に設計されています。

「コーナーからの立ち上がりでの踏み込み(トルク)がもっと欲しい」という選手の意見が反映された形です。
この点以外にも、「選手からのフィードバックは意外と多くある」ということなので、フレームのスペックはかなり高いと言えます。
レースをされる方はもちろんのことですが、これから自転車を初めてようとする方や2台目、3台目を検討されている方も、グレードこそ違えど設計思想が活かされた20万円台、30万円台の「TCR」シリーズでも自転車の乗り方・楽しみ方を大きく変えてくれる、そんな魅力が詰まったバイクかもしれません。
2015.9.2 TCR ADVANCED 3

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サドルも新型です。
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今回の新型「TCR」は、ホイールがフレームとセットで設計されているのも大きなトピックです。

GIANTが、「乗り心地」や「快適性」に関わるパーツとしてフレームの次に影響が大きいと考えたのが「ホイール」。

フレームとホイールを装着して様々な実験・研究ができるよう自前で装置を設計・開発。
そうして生まれたのが、この「TCR ADVANCED SL 2」に装着される「SLR1」という、カーボンクリンチャーホイールです。
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やや太めのワイドリムを採用。
25mm以上の太さのタイヤを推奨していますが、完成車装着は23mm幅です。
重量は前後合わせて1,500gを切るくらい。
価格は前後セットで税抜き150,000円ほどです(前後別売りもあり)。





「TCR ADVANCED PRO 1」
新型シートポスト、「VARIANTシートポスト」を採用したモデルです。
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ヘットベアリングがより大口径の「Over Drive 2」を採用しており、「Over Drive 1」を採用しているADVANCEDグレードよりもヘッドの剛性が高められており、「実戦向け」と書いてあるのはそのためだと思われます。

さらにこの「Over Drive 2」は今回新しくなっており、下側ベアリングをそれまでのものよりも高い位置に来るように見直しました。
よりヘッドの剛性を高めるとともに20gほどの軽量化にも繋がっています。
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「TCR ADVANCED 1 KOM」
〝KOM=King Of Mountain〟の名を冠したこのモデルは、よりヒルクライムに特化させたモデルです。
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フレームは従来のADVANCEDシリーズと同じですが、リアディレーラー(RD)をロングケージ(GSタイプ)にして完成車装着のスプロケットが30Tまであります。
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「TCR ADVANCED 2」
新しく開発された「TCR」シリーズの恩恵はそのままに、〝105〟のコンポーネントを纏った戦闘力・コストパフォーマンスともに抜群のバイクです。
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2015.9.2 TCR ADVANCED 16

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2015.9.2 TCR ADVANCED 18

2015.9.2 TCR ADVANCED 19
定価200,000円+消費税





「TCR ADVANCED 3」
コンポーネントが〝105〟の1つ下、〝TIAGRA〟を纏った1台。
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新型シートポスト「VARIANT」もちゃんと装着されています。
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2015.9.2 TCR ADVANCED 23
定価180,000円+消費税







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