先日、YONEXCARBONEXを、平地で40kmほどの距離でしたが乗って走ってきました。
2017.5.17 YONEX インプレ
試乗したのは、SHIMANO・R9100シリーズで組まれた「CARBONEX(カーボネックス)」Sサイズです。
荒川河川敷に出るには、お店の前からは勾配の緩い登りスタートとなりますが、カタログ値で650g(※Sサイズ・未塗装フレーム単体 重量)と、とても軽量なフレームだけあって登り坂への漕ぎ出しも軽いです。


河川敷に出てからは、25km/h前後の巡航速度で北上していきました。
この日は確か南風が吹いていたので、北上している間はバイクの性格はあまり分かりません。

ただ一つ、この手の軽いバイクというのは、フレーム重量が軽い分強度が必要になってくるので、個人的には路面の細かな凸凹すら一つ一つ拾ってしまうような硬さが感じられるのが多いような気がしているのですが、YONEX(ヨネックス)のCARBONEX(カーボネックス)にはそういった硬さが感じられないというのが、初めて乗った時からそれをいまだに実感できる大きな特徴だと思います。
それでいて、ペダルの踏み込みに対するBBのねじれ(よじれ)はしっかりと抑えられているから不思議な感じです。

細かな凹凸を拾わない、まるで舗装されたばかりの道路を走っているかのような感覚は、シートステイがシートチューブとの接合部付近とダウンチューブ前側に編み込まれた(埋め込まれた)“ゴムメタル(詳細は コチラ)”という新しいチタン合金と“マイクロコア”によるところが大きいと思います。

特に“ゴムメタル”に関してはわずか数本しか編み込んで(埋め込んで)いないにもかかわらず、そのたった数本があるかないかで乗り心地が全く違うというから驚きです。


ペダルの踏み込みに対するBBのねじれ(よじれ)が抑えられていながら、それでいていつもより負荷をかけるイメージで踏み続けていても脚に疲れを感じにくいというのも不思議で、これについては、すでにCARBONEX(カーボネックス)をお乗りいただいていてほぼ毎日30km走られている当店のお客様と「やっぱりそう感じるんですね!」と、感想が一致した点です。

これはおそらく、“O.P.S(オーバルプレスドシャフト理論。詳細は コチラ)”による路面追従性の高さが影響しているのかなというところ。

推進力を最大限失わないようにしつつ(例えば右ペダルを踏むと、力の作用・反作用で、左のチェーンステイがたわみ、たわむことによって力が逃げるので、機械的に計測すると速度は若干落ちている)、長距離を走る過酷なレースシーンにおいて選手の疲労を最大限抑え、ゴール前最後のスプリントのために体力を温存できるよう設計されているのではないかと思います。


これらが良く分かったのが、お店へと戻るために南下した時でした。
向かい風の中を走ることになったわけですが、向かい風なのでもちろん巡航速度は落ちますが、頑張って踏み込まなくてもしっかり走ってくれる感覚にはびっくりしました。



フレームセットで¥450,000+消費税と大変高価なバイクですが、このフレームが持つ性能の高さや特徴は、乗った本人にしか分からない、数ある軽量バイクの中でもとても特別感のあるフレームだと思います。
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